SAZARE NIKKI

がんになった大切の人の応援の仕方:ヒダノさんのストーリーから学んだこと

2021.10.06

「大切な人が、がんになったら、どうしたらいい?」

がん患者の気持ちをもう少しわかるために

SAZARE STREETに協力してくださっている

がんサバイバーの「ヒダノ マナミ」さんの

インタビューして、YouTube動画をメモをとりながら見て、

学んだことや感じたことを共有しようと思いました。

↓ヒダノさんのチャンネルはこちら↓

https://www.youtube.com/channel/UCZemb6ccVppgANfzYgFEVcA

 

【告知の後】

ヒダノさんはがんと言われた時、もちろんショックだったけど、

一番メンタルがやられたのは告知と手術の間でしたと。

その原因の一つは、周りの人のアオるような心配だったそうです。

医者に「手術は1ヶ月後にしましょう」と言われてることに対して、

周りが「もっと早くした方がいいんじゃないの??大丈夫??」

などの意見をもらって

ヒダノさんも「私、大丈夫かな」と焦り始めてしまったそうです。

不安とストレスで吐いたりもしましたと。

もちろん、心配はありがたいことですが、

絶対本人が一番不安だし、一番治したいはずなので

本人と医者が決めたことを尊重しましょう。

 

【治療中】

抗がん剤治療を受けると、

様々な副反応がストレスの原因になります。

特に、ヒダノさんも含めですが、

女性にとって脱毛によるダメージは大きいです。

多くの女性にとって、自分の見た目は自信に繋がります。
ヒダノさんの場合は治療の1クール目の2週間後から
髪の毛が抜け始めたそうです。
頭皮→まつ毛→眉毛
という順番でした。

髪の毛は一気に抜けるのではなく、

少しずつ永遠に抜ける感じ、、、

一気に抜けるというよりだんだん抜けていく方が不安でしょうね。

 

 自分に自信がなくなる上で、

脱毛してから周りの反応がストレスになったりしました。

友達の「えっ」とびっくりする顔、、、

知らない人に見られてる気がして、、、

「そっか。私、がん患者なんだ。がん患者にしか見えないんだ。」

自分が自分じゃなくなると感じるのかな。

可哀想だと思われたくない。そういう特別扱いされたくない。

この人が苦しんでると思うと、人間は気を遣ってしまうけど、

普通に話して、普通に愚痴って、普通に冗談して。

大切な人の人生が大きく変わってしまった中、

「普通」というのは一番ありがたい贈り物なんじゃなかな、と思いました。

 

【贈り物といえば】

脱毛すると、精神的なストレスだけではなく、

頭を守ってくれる髪の毛がないと、頭皮がより繊細になるそうです。

「寝てる時も頭皮から風邪引くんじゃないかと思うぐらい寒いから、

やっぱり帽子は本当に必要だと思います。」

治療中の人にお花(アメリカだと風船も)を贈ってもいいのですが、

本当に使える物がありがたいと思います。

頭を守ってくれる、締め付け感のない、

カラフルなamuamuを大切な人のために似合いそうなのを選んで

「これを見て、〇〇さんに似合うと思って買いましたよ!」

といってプレゼントしてみると喜んでくれると思います❤︎

 

【患者からサバイバーに!】

日本のがん10年生存率は59.4%です。

(https://www.nippon.com/ja/japan-data/h01010/)

 

もちろん、がんの種類とステージによって生存率は異なりますが、

「診断や治療法の進化により、がんの生存率は着実に上がっている。」

ほぼ60パーセントです!!

がん=死という古い、ネガティブな考え方をやめて

前向きに大切な人を応援をして希望を与えましょう。

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P.S. 今読んでるあなたへ(笑)

少しでも体調がおかしいと思ったら

早めに診てもらいましょう!

それでも治らなくて長引くようでしたら、

セカンドオピニオンをもらいましょう!

 

SAZARE NIKKI