アール・ブリュット

Art Brut（アール・ブリュット）とは？

専門学校などの資格を持ってない人が描いた「生の芸術」

SAZARE STREETでは、障がいを持っている日本人のアーティストが描いた絵を商品化にして販売しています。魅力の溢れているユニークな絵ばかりです！

アーティストプロフィール

坂内晴登（ばんないはると）

加茂市在住
2002生まれ

カラフルに彩られた動物。どれも身体全体は描かれずに、部分的にクローズアップして描かれている。なぜそのように描いているのか、その理由を坂内さんに尋ねてもはっきりした答えは返ってこない。職員さんたちも口を揃えて分からないと言う。

坂内さんは、2021年の春より福祉作業所「雪椿の舎」に通っている。事業所では坂内さんの障害特性を考慮して、細かくスケジュールを組んでおり、絵を描く時間はお昼休みの時間と作業後のお迎えが来るまでの時間の中で1枚描くと決まっている。

毎日描かれる絵に魅力を感じた職員さんが、カラーコピーをして施設の廊下の壁面に貼ったことをきっかけに、坂内さんの中で描いてから壁面に貼ってもらうまでが、一連の習慣となった。事業所に通い初めてから1年しか経たないが、すでに壁面は絵で埋まっている。そのため、まず過去の絵を剥がし、空いたスペースに新しい絵を貼っている。どの絵を剥がすか、テープがうまく貼れているか、坂内さんの細かい指示やチェックに対して、職員さんが一つ一つ答えながら、毎日指示作業が行われている。

丸山美紀子（まるやまみきこ）

1995年新潟県妙高市生まれ・在住。

“描くことが好きだから”

幼い頃から大好きな「花」を描き始め、現在は「花」・「少女」・「動物」等を中心に、自分の好きなものを、好きなように描いています。

見ている人が、作品から伝わる温かみを感じていただければ嬉しいです。

佐藤葉月（さとうはづき）

アールブリュットアーティスト
1984年生まれ。新潟県妙高市在住。自閉症スペクトラム（ASD）当事者。丸とクネクネを多様した抽象画に独特なタイトルと一言をつけた世界観までが作品。

Instagram: @satouhadukipainter

長田匠（おさだたくみ）

2001年生まれ自閉症
絵を描くことが楽しく、コミュニケーションのひとつです。
小さい頃より魚やキノコ、お気に入りのキャラクターを黙々と描いていました。
今は明るい色づかいを好み、楽しい絵を紙いっぱいに描きます。
「絵を見てくれた人が笑顔になりますように」

堀井銀次（ほりいぎんじ）

柏崎生まれ。
絵を描く活動にあたって特別な指導は受けておらず、カタログや自分の思い描くゲームの世界などを紙・画材を自ら選び制作に打ち込んでいる。
サインペンを好んで使い、細部まできちんと塗りつぶす作業は丁寧に時間をかけて行なっている。絵を描く際は、下書きなど一切せず直線も定規など使わずに描いていく。幼い頃より独特な絵を描いており、成長と共に画風、描くものなど多彩に変化してきた。